10月21日放送分を3回に分けた、その2回目をお届けします。
しばしば上の世代からは、フリーターになったのは責任感ややる気のなさのためであり、
不安定な生活に陥ったのは自ら選択した結果である、と個人の責任に帰結される現状があります。
しかし、本当に『自己責任』だけの問題なのでしょうか。
フリーターとはもともと政府財界によって生み出された存在だとも考えられます。
95年ごろ政財界より多様な働き方が推進され、労働者は「高度専門能力活用型」「長期能力育成型」や「雇用柔軟型(非正規雇用)」というように分けられ、この「雇用柔軟型」によって多くの雇用が生み出すというような方針が立てられました。
ここから生まれたフリーター。しかしそれは『働き方』を自ら選んだのだということで、その『不安定性』すら自分達で選んだのだというように言われてしまいがちです。
こうして貧困層が切り捨てられ孤立化し、世代間の格差も広がり、
最低限の生活を営む権利『生存権』が脅かされるという状況があるのかもしれません。

